マッチング事例紹介

旧今立郡のお味噌屋さんとケーキ屋さんがコラボしました。

砂糖の代わりにかせや味噌オリジナルの「甘とろ~糀」を使用した体にやさしいパンです。「甘とろ~糀」を使うことにより、ふんわり感が長持ちしました。他原材料は、小麦粉・塩・ドライイースト・サラダ油のみ使用。

企画・商品名 砂糖を使わずふんわり甘い「かせやさんの米こうじ入りパン」
企業名 くになかのケーキ屋さん
企業名 かせや味噌
マッチング内容

くになかのケーキ屋さんプロフィール: 

越前市(旧今立郡)国中町、国中神社前の坂を上ったところに、カフェスペース併設の工場を構える。素材を大切にするために余計な物は一切使用せず、パンは1つ1つ手ごねで製造。くになか産の赤米や大豆などを使用した創作スイーツも毎月の新作として発表。最近では口コミなどにより県外からの来店客も増えている。

 

 かせや味噌プロフィール:

越前市(旧今立郡)粟田部町で130年間変わらない製法で味噌作りをおこなっている。原材料にもこだわり、福井県産の米と北海道産の大豆を使って玄米麹・白米麹・大豆麹の3種類の麹を製造している。麹を使った甘酒や冬季限定のなとみそなども人気。今回の「甘とろ~糀」は創業当時よりこのなとみそに使われているものである。砂糖とは違い、精製されることなく自然に生み出された米本来の糖分であるため体にやさしい。 

 

 



連携の経緯: 

昨年の南越前町のイベントの際、かせや味噌が「甘とろ~糀」を使ってスイーツを作れないだろうかとくになかのケーキ屋さんに提案。今年に入り、試作を重ね4月に「米こうじ入りパン」が誕生した。

 くになかのケーキ屋さんでは、試作として通常のシフォンやチーズケーキに「甘とろ~糀」を使用してみたが「甘とろ~糀」が生きなかった。(現在商品化されている米こうじ入りチーズケーキは、小麦粉を入れ忘れるという失敗から生まれた、小麦粉不使用のチーズケーキである。)パンに入れてみたら、砂糖の場合よりも1日~2日ふんわり感が長持ちし、味も美味しく出来た。



 

効果:

「米こうじ入りパン」がきっかけで、くになかのケーキ屋さんのお客様がかせや味噌を、かせや味噌のお客様がくになかのケーキ屋さんを、知ってくれるということがある。