越前和紙と越前漆器の技術がコラボ

県工業技術センターと2つの産地が連携して開発した、和紙だけでも十分な強度を持ち、インテリアとしても使える丸い飾り団扇です。
企画・商品名 | 骨組みなし 丈夫な飾り団扇 「あおぎマス」 |
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企業名 | ㈲やなせ和紙 |
企業名 | (有)山内うるし工芸、 (有)澤田木工所、 越前漆器(株) |
マッチング内容 |
「飾り団扇 あおぎマス」 伝統工芸品の新たな製品化を図るため県工業技術センターが中心となり、越前和紙、越前漆器産地が連携して3年がかりで開発しました。
・それぞれの工夫と苦労 工業試験場より最初にお声掛けをいただいてから、何度も試作をくり返し、やっと形になった商品です。 (有)やなせ和紙では扇部に、「型押し」「落水」といった伝統の工法を活用して立体感を持たせた和紙を提供しています。 (有)山内うるし工芸では扇部の和紙に、漆と顔料を混ぜた塗料と、セラック(紫膠)で色を付けております。調色がとても大変です。 (有)澤田木工所では、持ち手部分の木地を製造。上が薄く、下が厚い形状になっており、カットに技術を要します。 越前漆器(株)では、持ち手部分の木地にタメとキナリの2種類の塗装をしています。和紙に合わせてお好きな方をお選びください。 あおぎマス|aogi masu |